【西日本豪雨】2019年度JT NPO助成事業「災害弱者子育て支援プロジェクト」災害支援状況報告集

2019年度JT  NPO助成事業「災害弱者子育て支援プロジェクト」災害支援状況報告集を作成しました。
「災害弱者子育て支援プロジェクト」事業の目的
避難所で配布される食品は全てのものに食品表示があるとは限らず、調理した人に聞いても不確かなことが多く、他の避難者が食べ物を食べられた時でも食物アレルギーの人は食べ物を食べることができない場合が多い。食物アレルギー用に管理された環境で作られた食品や食品表示がきちんと書かれてアレルゲンが含まれているかどうか確認できるものが手に入るまで、食物アレルギーがある人は非常に困難な環境に置かれます。こうした経験をもち、現在もまだ多くの困難に直面する母子(家族)と共に、医師や保健師、地域の人の力を借りて語り合う場を作ります。子育て支援事業を実施し今後の災害に備えるために何ができるか考え地域社会の再構築に寄与することを目的とします。
【報告の内容】
1.小児科医とお母さんの子育て交流会(第1回~3回報告)
2.倉敷市真備地区関係者取材
  ・食物アレルギーの人の様子
  ・岡本範子さん(倉敷市玉島保健福祉センター 玉島保健推進室(取材当時))
  ・狩山亜由美さん(真備かなりや保育園園長)/片岡美紀さん(真備子育て支援センター)
  ・堀内裕介さん(倉敷市文化産業局商工労働部商工課)
  ・詩叶純子さん(災害支援ネットワークおかやま事務局 岡山NPOセンター 地域連携センター主任アドバイザー)/永田愛さん(災害支援ネットワークおかやま事務局 岡山NPOセンター 地域連携センターアドバイザー(取材当時))
  ・被災地域アンケート(防災意識・避難時の食事について)
3.資料・食物アレルギーの人への情報提供・食物アレルギーの人におこる出来事(避難所/弁当配布/炊き出し/二次避難所の食事提供)・真備地区アレルギー用物資提供のタイミング一覧・ポスター(災害時のアレルギー用救援要請のための電話番号)・食物アレルギーの子どもたちの防災
 ・ローリングストック法
 ・災害支援報告(2018.8〜11)発表資料
災害支援状況報告集全文はこちら
NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク