アトピッ子地球の子ネットワークが目指すもの

受容と共感、そして寛容へ

アトピー・アレルギー性疾患をもつ患者とその家族を支援し
人と自然が共生し多様な価値を認めあい
誰もが共に生きることができる社会をつくりたいと考えています。

身体とこころのバランスがとれていること。自然環境と人とが共に生き、共に豊かであること、かゆさや息ぐるしさ、薬の副作用やリバウンドから解放されること。それは、アレルギー性疾患をもった人も、アトピー性皮膚炎のある人も、ぜんそくのある人も、食物アレルギーの人も、花粉症の人も、元気な人も、ちいさい子もおおきい子も、大人も子どもも、みんなが望んでいることです。さて、そのために何をしたらいいのか、ひとりひとりにできることって何だろう、そんなことを考え実行したい、アトピッ子地球の子ネットワークです。

私たちがめざす患者支援とは・・・

  1. アトピー・アレルギー性疾患発症の背景を学び、発症予防の啓発に努めます。
  2. 環境共生をめざした暮らしをアドバイスします。
  3. アトピー・アレルギー性疾患をもつ人の現状を知り、社会的理解の醸成に努めます。
  4. 消費者被害や民間療法被害の発生土壌をなくすため、啓発活動を担います。
  5. インフォームドコンセントの成立・薬歴管理・カルテ開示に象徴される、医療者と患者との対話をめざす活動を支援します。
  6. 全人的医療の実現に向けた活動を支援します。
  7. チーム医療の実現に向けた活動を支援します。

価値選択が自由であることを多くの人と共有することです。

私たちのテーマは・・・

  1. 治療は、医師にまかせきりにしていませんか?
  2. 処方された薬の名前や、正しい使用方法をきちんと聞いていますか?
  3. 環境汚染を他人のせいにしていませんか?環境は、私たち自身の手で変えられるはずです。
  4. 不必要な食品添加物や農薬におびやかされる食、無用な化学物質が多用されている生活用品が氾濫する中で、製品や企業姿勢に対して、あきらめを感じていませんか。安全を選ぶのも、安全を作り出すのも、本当は、私たち自身だということを発見しましょう。
  5. 身体は一人ひとり別のものです。他人に良いからといって、自分に良いとは限りません。個人の身体の状況を理解しあえる関係づくりが、どうやったら創造できるのか、いっしょにかんがえてみませんか?
  6. 家庭の中で、集団生活の中で、行政機関の中で、提案できること、問題提起できることはたくさんあります。状況は自分自身できっと変えられることができると、私たちは信じています。私たちは、あなたと、手をつなぎたいのです。

健康を自分自身の手に取り戻すことです。