食物アレルギー患者支援プロジェクト

食物アレルギーがあることで暮らしにくいと感じること、困ったことを少しでも無くすことができるように、下記の4つの柱を中心に様々な問題解決に取り組みます。

1.事故防止

日々発生する『アレルギー表示ミスや混入が原因となった食品回収の情報』や『皆さんから寄せられた誤食経験』を蓄積、配信しています。
食物アレルギー危機管理情報(FAICM)

2.知識向上

食物アレルギーがある人が誤食した時、側にいる人は何をすべきか?
回りの人に伝えるツール作りをしています。
食物アレルギーがある子どもが、はじめて1人で友達の家に行く時、保護者は何をしておくべきか?
患者の家族に伝えるツール作りをしています。

3.患者実態の社会化

食物アレルギーがある人や、その家族が経験した事や、困難だと感じた事を、整理して社会に伝える活動です。

4.国際的な連携

アメリカやヨーロッパで開催される「食物アレルギーとアナフィラキシー国際会議」に出席したり、アジアの各国が集まって情報交換する場を作っています。主なテーマは食物アレルギーがある人のQOL向上です。
「食物アレルギーとアナフィラキシーに関するアジアのアライアンス」(通称:アジア会議)

食物アレルギー患者支援プロジェクトの活動内容

オンライン相談

「もしもし、あのう......」ではじまる会話なら、なんでもOKです。

子どもや自分の疾患のこと、薬のこと、病院のこと、食べもののこと、子育てのこと、母乳のこと、保育園・幼稚園・学校のこと、学校給食のこと、予防接種のこと、家族のこと、住まいのことなど、暮らしに関わること全部が相談テーマです。

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環境教育とキャンプ

7月下旬か8月上旬ごろ、毎年2泊3日のキャンプを開催しています。

小中学生の参加(親子参加)、高校生、大学生のボランティア、社会人のボランティアも参加します。このキャンプに参加して授業単位やボランティア単位を取得する人もいます。
栄養士、看護師、保育士等のたまごの方々も多数参加し、食物アレルギー、ぜんそく、アトピー性皮膚炎などの疾患がある人へのサポートを体験します。

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調査・情報提供

アレルギー症状が起きる原因や背景、治療を考え模索する中で見えてきた私たちを取り巻く環境で今、何が起きているのか、汚染や問題の発生をくい止めるためには何をしなければならないのか。

研究者や医療従事者、専門家と共同で研究や調査を行っています。

各種調査事業(設計、集計、解析)を受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。

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ティーンエイジャープロジェクト

ティーンエイジャープロジェクト食物アレルギーがある高校生、学生を対象としたワークショップの開催により、子どもたちの安全安心を応援するプロジェクトです。

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食物アレルギーを考えるーらんらんランチー

『食物アレルギーを考えるーらんらんランチー』は一般の人への「食物アレルギーへの理解」を促進するツールです。

*1*宇理須厚雄教授らが厚生労働科学研究*によって開発したこのカードゲームは、現在オープンソースとして厚生労働省のWeb上に公開されています。誰でもデータをダウンロードしてカードに整形できます。

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食物アレルギー応援ツール

食物アレルギー応援ツール(学校用ポスター、カタログ、エピペン携帯ケース他)「災害食の辞典」要配慮者と食 食物アレルギー災害時の食物アレルギーの人へ...

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