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【開催報告】植草学園短期大学、(食物アレルギーを考える『らんらんランチ』カードゲーム普及キャンペーン)

2018.01.23
植草学園らんらんランチ画像.jpg

【団体名】植草学園短期大学福祉学科児童障害福祉専攻2年(科目「家庭支援論」受講生)
【開催日】 2017年12月1日(金)
【参加人数】 108名
【参加者の感想】

ゲームについて
・アレルギーを持つ人の疑似体験ができ、アレルギーは本当に大変だとわかったゲームでした。
・ゲーム感覚でアレルギーについて考えたのは初めてだった。「この料理って、こんなアレルゲンがあったんだ」という発見が多くあり、よい勉強になった。
・アレルゲンを持っているから食べたくても食べられないという気持ちが、今日、このゲームでわかった。
・ゲーム中は、アレルギーだと感じてカードを選んだが、アレルギーのある子も、いつもこんな感じなのだろうか......と思った。
・最初はアレルギーのことをよくわかっていなかったので、勘や運でゲームをしていましたが、何回も繰り返すうちに、「この料理は〇〇が入っているな」と覚えてきたり、自分のカードとアレルゲンが合っていることを把握できたりして、とても内容の濃いゲームになりました。
・ゲームが進んでいくと、友だちがカードを選んでいるのを見て、「あっ、〇〇アレルギーなんだ」ということがわかるようになった。
・2回目くらいから、「このカードはアレルゲンが入っているから捨てよう」「このカードはポイントが高そうだから選ぼう」など、新たな発見をしながらゲームを行うことができた。 
・私自身フルーツアレルギーがあるのだが、保育実習中に給食を残すと、「食べられないの?」と聞かれ、「アレルギーなの」と答えると、「?」という反応であった。現場ではこのようであるので、アレルギーということを知る機会になると思う。
・このゲームは、繰り返すうちに覚えたり、学んだりすることができる。保育の現場や職員研修などでもできるものだと思うので、活用できたらよい。
・このゲームは、保護者会や教員間での打ち合わせ、小学校等の食の授業の一環で使えると思う。一度は行ってみるべきだと考える。

 アレルゲンとメニュー
・選びにくかったカード。1位:かにクリームコロッケ 2位:ナシゴレン 3位:トムヤンクン
・「これは食べられる」と思っても、アレルゲンを見るとアレルギーのものが入っていることが多く、食品を選ぶのは大変だと思った。
・野菜は安心して食べられることが多い。
・加工した食品にはたくさんアレルゲンが入っているメニューも多く、生でも食べられるものはわりと大丈夫なものもあるので、アレルギーに関しては意欲的に知っていきたい。
・洋食のメニューにはけっこうアレルギーとなるものが豊富に使われている。なかでも、卵を扱ったメニューに多く、スイーツがほとんど食べられない、という人もいるのだと思うと、悲しくなった。
・ピーナッツバターサンドは4つのアレルゲンを持っている最強のものである。
・タコス、メロンパン、ピーナッツバターサンド、カニクリームコロッケは、思ってもいなかったアレルゲンが入っていて、見た目で判断して与えてしまったら大変なことになってしまう。
・子どものなかで多い「卵・乳・小麦」のアレルギーは、どの食材の中にも多く含まれているため、食べられるものがかなり減ってしまい、「食べたいのに食べられない」「食べてみたい」という好奇心や興味があっても満たすことができない。
・最近はアレルギーを持っている子どもたちが増えてきているため、アレルゲンのないメニューが飲食店でも増えてきている。
・メニューの名前、絵を見ただけでは何が入っているかわからないものもあり、実際の飲食店ではどのように表記されているのか、気になる。ファミリーレストランなどのメニューにはわかりやすく表示されるとよい。
・料理の見た目や名前だけでは何が入っているかわからないので、園では、献立の材料が書いてある部分をよく確認しておく必要があると思う。

 アレルギーを持つ子どもを観ていく者として考えたこと
・アレルギーを持っている方は、常に危険とたたかっているのだと知った。私にとって食事は唯一の楽しみなのに、アレルギーのある方はそのような楽しみのみを味わえるわけではないのだ。しかし、工夫によって楽しみになることもあるかもしれない。
・小麦アレルギーと乳アレルギー等、2つ以上のアレルギーを持っていく子どもに対して、ほとんど食べるものがないような子どももいるのだと改めて知ることができた。工夫して食べられるメニューもあるとは思うが、アレルギーの子も安心しておいしく食べられるメニューをもっと知りたいと考えた。
・今回のゲームのなかに出てこないアレルゲンもあるので、来年から保育の現場に出たら、子どものアレルギーをきちんと把握しておくことが大切だと思う。
・現場では、給食をつくる栄養士さん、調理士さんがアレルギー食を分けてくださっているけれども、子どもと一緒に給食を食べる、食べさせるのは保育者なので、十分な注意が必要だと思いました。保護者の方には、どのような配慮を園で行っているかを伝えることが大切だと思いました。
・保育現場では、見た目で判断せず、栄養士などにどのアレルゲンが含まれているのかよく確認してから、子どもと一緒に給食を食べるようにしたい。
・保育者として子どもの命をあずかるのだから、より一層、気をつけてあげたい。食べることは生命に関わることでもあることを忘れずにいたいと思う。
・ピーナッツやそばなど、少量で命に関わるものは、先生になったら本当に気をつけないといけないと思った。
・ニュースでも、給食中のアレルギーによる事故など目にする。アレルギーの知識とエピペンの使い方など処置の仕方もしっかりと知っておく必要がある。
・実習中の保育園は、アレルギーの子のためにまったく別のメニューを考えて作っており、必ず、朝礼の時に報告していた。食べ方の指導もしていた。
・食物の原因で思わぬ事故につながらない、つなげないように、アレルゲンの含まれているメニューや子どものアレルギーをよく理解し、食育を支えていきたい。

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