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アレルギーデータバンク - 食物アレルギー

学校給食にまつわる出来事 学校給食事例4(3件)

学校給食にまつわる出来事
学校給食事例4(3件)

2012年12月に発生した「調布市学校給食・食物アレルギー事故」を受けて、
NPO法人アトピッ子地球の子ネットワークに寄せられた事例を掲載します。
*集約期間:2013年1月〜2月 *各記事の冒頭の数字は記事IDです。
皆様の事例をぜひお寄せください。

004
給食は作ってもらえずお弁当を持参した。
アレルゲン食物を机の上に置くなどいやがらせを受けた。
山口県長門市 14歳
アレルゲン:卵、乳製品、ピーナッツ、ビール酵母、メロン、キウイ
・保育園時代から教育委員会、小学校に給食を作ってほしいとお願いしてきた。しかしずっと作ってくれず、毎日お弁当だった。小6の二学期から給食センターができ、念願のアレルギー特別食のコーナーができたが、「できたばかりで調理員も初めてのことだから」と結局断られた。
・小2の時、給食前にけんかした子に嫌がらせで机の上に卵スープを置かれる。
・小2、卵丼が配膳中に足りなくなり、各机に給食当番がすくって取りに行き、長男のおわんからもすくって取られて、本人が卵がついているのに気付いたため食べずにすんだ。以来、食器の上にナイロンをかけている。
・学校の献立と全く同じ物を作って持たせて、皆と同じ食器に移すため、見た目は同じようにしているのだが、たまたま、きゅうりが家になかった日などはきゅうりを入れられないのだが、それが他の子にとっては腹立たしいようで、「牛乳飲まなくてずるい」「きゅうりがなくてずるい」と言われる。先生に説明してもらい解決する。
・一緒に食べられるおかずは皆と同じ所から先に一番に入れてもらっているが、食べられないスープにつっこんだお玉(汚染したお玉)で、長男のおかずをすくおうとしたら、他の子が気づいてくれて助かりました。以降、長男のは皆と一緒に食べられる給食も、ごはんやフルーツ以外のおかずは別缶で来ることになりました。

005
給食がはじまる前に食事の相談をしたかった。
入学後にしか話し合えない体制はよくない。
大分県大分市 15歳
アレルゲン:卵、牛乳、キウイ
牛乳、たまごのアレルギーのある息子の小学校入学時、給食の相談を入学前にしたいと小学校に電話しましたが「入学後が規則です」と冷たい返事だったので、教育委員会や、子ども相談に電話して、そこから校長先生に話してもらい、決まっていた担任とようやく話をすることができました。
中学校でも、入学の次の日から給食はでるのに、入学後に相談を受けつけます。ということでした。
もっと、子どもを中心に対策をねっていただきたい。といつも思います。
小学校入学後、4年生の時に栄養士の先生が「牛乳は栄養の面からも、少しずつのませたほうがよいです」と手紙が届き、がっかりしました。理解していただくのに時間をつくりましたが、本当にわかってもらえたかは分かりません。
アレルギーの子の母親は心配性とか過保護だとかいう事をよくききますが、少しのことが命をうばうことを考えると慎重にならざるを得ない、ということを理解してもらいたいと思います。

010
食べられるものが少ないため、給食費を払わないことになった。
兵庫県神戸市 24歳、21歳
アレルゲン:兄)牛乳、そば
アレルゲン:妹)魚介類、キウイ(小学校時は、卵、魚介類、キウイ)
子ども二人ともアレルギーのため、食べられる給食は食べて、食べられないものは弁当持参する形をとっていた。
最初居住した淡路島の洲本市では1品につき40円計算で、学校栄養士、担任、校長(教頭)、保健の先生と話し合い、1ヶ月遅れで支払の形式をとっていた。
下の子が小学5年の時転向した神戸市では、学校側に「1品でも食べるなら給食費は全額払って下さい。払わないなら食べないで下さい。」と言い渡された。しかし子どもは、食べられるものは1品でも友達と同じものを食べたかった。そこで、学校側と交渉したがラチがあかず、市の教育委員会に電話し、事情を説明。するとすぐ翌日、教頭、担任が家に来られ「食べられるものは食べてください。給食費は不要です。だれか一人は学校を休んでいるから。」と納得できない理由だが、せっかくの案なので妥協した。
結局神戸市はいろんな物をごちゃっと混ぜて料理したものが多かったので、月に1~2品しか食べられなかったが、学校側に感謝しながら2年間通った。


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